PDFに署名するときのプライバシーと安全
署名済みの契約書は、個人が扱うファイルの中でもとりわけ機微なものです。氏名、住所、識別番号、金額、そして使い回せる自分の署名画像が一つの書類に収まっています。どこで署名するかが、それを他の誰が見得るかを決めます。
アップロードとは控えを渡すこと
オンラインの署名サイトの多くはアップロード方式です。PDFはサーバーへ渡り、そこで処理され、戻ってきます。その瞬間から、自分の管理外に控えが存在します。一定期間保存され、バックアップにも入り得て、その会社の方針と、その会社にこの先起きることすべてに従います。ありふれた申込書なら許容できるかもしれません。しかし雇用契約、賃貸借契約、身分証番号の入った書類となれば、これは実質的な開示です。
端末内での署名はファイルを動かさない
もう一つの選択肢は、PDFを端末内で開いて描画し、署名済みファイルも端末内に書き出すツールです。書類はどこへも移動しません。実地の確認方法は簡単で、通信を切って署名を試すこと。そのまま動くなら何も送られていません。オフラインの署名ツールにアカウントが要らないのも同じ理由です。サーバーがなければログインする先もありません。
署名画像そのものを守る
保存した署名は、そのファイルを持つ誰にでも使い回せます。共有ドライブやチャットではなく端末内に置き、署名のPNG単体をメールで送らないこと。送るのは署名済みの書類です。画像が広まった疑いがあるなら新しい署名を描き直しましょう。少し違う署名にすることが、最も安上がりな対処です。
よくある質問
そのツールがファイルを送信しているか、どう見分けますか。
端末を機内モードにして署名を試してください。そのまま動くものは端末内で処理しており、止まったりエラーになるものはファイルをどこかへ送っていました。
署名済みPDFをメールで送っても安全ですか。
広く行われていますが、メールはそもそも秘匿を前提にした仕組みではありません。重要な書類ならパスワード付きのファイルか、双方がすでに信頼している経路を選んでください。
署名済みの控えは後で消すべきですか。
残してください。何に同意したかの証拠です。消すべきなのは、ダウンロードフォルダーやチャットに転がっている署名画像のほうです。
ファイルを端末から出さずにPDFへ署名。 PDF Signature Maker はブラウザやスマホで書類を開き、署名を描いて配置し、署名済みファイルを書き出します。アップロードなし、アカウントなし、サーバーに控えも残りません。
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